2012年 02月 11日

漫画、シカゴシカゴ    Dessau

Leica M4
Elmarit 28F2.8

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今更と思われる方も多いと思うのですが
僕は今、滝沢直樹さんの『MONSTER』を読んでいます。
もう何年も前に、
知人がドイツ好きの僕にと貸してくれたのですが、
僕はあまり漫画を読まないもので、
そのまま紙袋に入れたまま仕舞い込んでしまっていました。
それを、今月に入って読み始めたのです。
1,2巻目は大してわくわくもせず興味を持たなかったのですが
読み進むうちだんだん面白くなり、
今では先が楽しみな状態になっています。

さすがに、ヒット作は内容も有るなと感心しながらの読書?で
いろいろ学ぶところも多いと楽しみにしている時間。
正直なところ、
老眼になってなかなか進まなかった読書ですが、
老眼鏡に抵抗せず
これまで訪れた町や、これから訪ねたい街のことなども
考えながら画とセリフを追っています。

暫く旅から遠ざかっているのですが
こうした旅の楽しみも有るのかなと思います。

そういえば、写真家の石元泰博さんが亡くなられました。
僕がLeicaのブラックを欲しくなったのは
石本さんがM2のブラックをペイントが剥げてしまうまで
使っていらしたからです。
金の地肌はピカピカでした。
現役で使われていた証拠です。

それが亡くなられたほんの数日前、
自宅近くの古本屋さんで石本さんの
「シカゴシカゴ」のすごく状態のいいものに出会いました。
8万円台で売られていました。
その本屋の近くにお住まいだった東欧を撮っていた写真家さんの
所蔵していた『シカゴシカゴ』で
プラスの価値があるものだったのです。
僕はその本屋のスタッフの方に
「僕がLeicaの黒いのを使いたくなったのは、
石本さんがBlack Paintのleicaを使っていたからなんです」
などと、お話をして帰ったのです。

今の自分でなければ確実に購入していた
あの一冊は、もう売れてしまったかな。
あの日見せて頂いて良かった。
本当に中身のみならず
デザイン、印刷の申し分ない写真集でした。

もう一つの有名な写真集『桂離宮』は
自宅の本棚の上に積んであります。
脚立を持ってきて降ろさなければ…。

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# by leitica | 2012-02-11 02:33 | Elmarit 28F2.8 | Comments(6)
2011年 12月 16日

Leicaの聖地で  Wetzlar     

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M4 Summilux 35F1.4

Leicaの聖地といえばウェッツラー。
こじんまりとしたとてもいい街で
カメラを提げた旅人にやさしい街だった。

今東京では、“子ども”の笑顔を撮るのも難しい。

10年くらい前までは全くそんなことはなかったのだが・・・
そういえば僕もここ数年子どもたちを撮る気がしなくなっている。
もちろんその気になれば笑顔は簡単に撮れるとは思う。
今でも子どもたちの心はピュアだからだ。

学校の保護者会に行って話を伺っていて感じた事があった。
児童が知らない人に、たとえば学校の場所など尋ねられ
道案内などしてはいけないのだそうだ。
道案内をして学校まで連れて行った児童がいたと先生から聞くと
「やさしいわね」と数人のお母さん達が苦笑していた。
確かに今では危険な行為なのだろう。
僕もそう思うのだ。

しかし、僕が“子供”のころなら、
親切にしたねと両親から褒められたに違いない。
今ではそうではない。
学校でのやり取りを聞いていて何だか寂しく感じた。
海外の町でも
こんな状況になりつつあるのだろうか。

昨夜、銀座のライカギャラリーで行われている
ハービー・山口さんの写真展のオープニングパーティに行った。
久しぶりに写真関係のなじみの方にたくさんお会いした。
なんか、僕も写真を撮ったり
ブログに写真をアップしたりしなくてはと少し元気を頂いた。

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# by leitica | 2011-12-16 05:39 | Summilux 35F1.4 | Comments(8)
2011年 09月 14日

静かな部屋   New Orleans

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Leica M6
Summilux 35F1.4

喧騒のCafé の奥には
静かな別室があり、
恋人達が声を落として語り合っていた。

僕はそちらの部屋に憧れたが
一人だったので手前の部屋の一番奥のテーブルに座った。



9月11日、アメリカの同時多発テロから10年。
中国の台頭、ロシア軍機の日本一周、北朝鮮からの亡命者、
アメリカ軍のルーマニアへの防衛ミサイル配備・・・
東日本大震災から半年、何も解決していない福島の原発問題
フランスの核施設の事故 etc.
世界の緊張感は高まっているように感じる。

このCafé の奥の部屋の様に
のどかに生きたいものだ。

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# by leitica | 2011-09-14 16:56 | Summilux 35F1.4 | Comments(12)
2011年 03月 10日

二人旅かな?     Paris

Leica M4
Elmarit 28F2.8

暖かい夜といっても
年末のパリ、気温は5度は無いと思う。
女の子の二人旅だろうか?
コンコルド広場を眺めていた。

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僕はといえば
2頁前の記事で触れたように
マルセイユで壊れてしまった
28mmのファインダーと同じものをパリで買って
Elmaritで夜のスナップを楽しんでいた。

というのも、このファインダーは
本当に偶然の出会いで買うことが出来たのだ。
パリについた夜、
ホテルを出て、凱旋門に向かおうと歩き始めたが
僕には珍しく、方角を間違えてしまい
大きな通りを違う方向に歩いてしまった。
少し歩いて交差点の左手に見えるはずの凱旋門が見えないので
軌道修正して歩いた通りの、凱旋門のすぐ近くに
思いがけず小さな中古カメラショップを発見した。
たしかお店には通りの名前がついていた。
そこに僕が使っていたものと同じ
フォクトレンダーのファインダーが売っていたのだ。
こういう出会いが有るということは
28mmで撮りなさいと
写真の神様が知らせてくださったということ。

更にラッキーなことに、
帰国して気付いたのだが、
日本より4000円くらい安かった。
パリでお買い得とは・・・
長引く不況にさらされている日本からの旅人にとって
円高はなにより強い味方だった。

そういうわけで今はおんぼろのM4に
黒光りでピカピカのファインダーが載っている。
ちょっと恥ずかしいが、
使っているうちにまた馴染んでくれるだろう。
見比べてみると
壊れたファインダーはかなり使い込まれていた。
こちらには“有難う”と心の中でいいたい。

《追伸》
今、2項前の記事を読み返して
思わず笑ってしまったのですが
実は僕のM6は28mmの枠は消してあるのです。
つまり、M6を持って行っていても
28mmの枠は出なかったのです。
今までその事を忘れていました。
マルセイユでM6だったらと思っていた
あの日の自分を思い出し苦笑しています。

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# by leitica | 2011-03-10 03:18 | Elmarit 28F2.8 | Comments(8)
2011年 03月 02日

夜のパリ    Paris

Leica M4
Elmarit 28F2.8

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いくつもの写真集を見て
憧れた夜のパリ
カメラを下げて歩くには
最も素敵な町のひとつだと思わせてくれた。

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# by leitica | 2011-03-02 19:55 | Elmarit 28F2.8 | Comments(10)