2009年 03月 21日

子どもの時間    Budapest

Leica M4
Elmarit 28F2.8

子どもの頃、一日が長かった。
春休みも長かった。
それはもしかすると、記憶力の違いなのだろうか・・・
両親が話しているこうした時間も
子どもにはぽっかり開いた空間のような時間なのかもしれない。

b0160190_4323018.jpg


《少しだけ写真についての話を》
僕は複数の人を撮るときには
少し気をつけていることがある。
たとえばこの写真、
子どものほかに両親のうちのどちらかでも視線が来ていたら
それは写真の雰囲気を壊すことになる、ということだ。
大勢の人が写る街頭スナップでも同じだ。
ナチュラルさが失われていく。
たとえばこのブログで紹介したプラハの老夫婦の写真は悪い例になる。
プラハの写真の場合は夫婦の表情に救われているが、
そういった主題がない場合、複数の人々の内、
主題以外の誰かの視線が来ているときは
絵の魅力を落とす方に作用することが多い。
いや、ほとんどそうだといえるかもしれない。
マニュアルカメラであっても
瞬時の切り取り、それが大事になってくる。

©All rights reserved.
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by Leitica | 2009-03-21 04:40 | Elmarit 28F2.8 | Comments(18)
Commented by o_okini at 2009-03-21 20:38
初めまして
絵も文章も素敵ですね..
これから楽しみにお伺いさせていただきます
Linkを勝手にいただきます^^
Commented by hide at 2009-03-21 21:40 x
leiticaさま、

本件、とてもよくわかります。
視点ひとつで、写真の魅力が失われることがあり、
これさえなければ。。。と思いながらボツにすることもしばしば。

ところで、マニュアルカメラの場合、一度設定を決めて、腹をくくれば、
後は、他のどんな自動のカメラよりも早くシャッターを切れる気がします。
不思議ですね。

プラハの老夫婦の写真。
老夫婦のインパクトがとても力強く、
後方から視線は、それを感じさせませんでした。
とても好きな写真です。

もちろん、この写真も。
Commented by ben at 2009-03-22 00:35 x
今では午後4時ころになると、今日も終わりだな、と思ってしまいますが、子供のころはまだまだこれから遊ぶぞ~という時間でした。
夜9:30ころに、親に「もう10時よ、早く寝なさい!」と言われ、まだ30分もあるじゃんなんて思ってましたが、今では子供に同じこと言ってます(笑)
子供と大人は時間の流れる速さが違いますね。

ところで、僕の身近な人で意図的に写真を壊してくれる人がいます。
その人は僕のファインダーにたまたま入ってることに気づくや否や、変な顔をしたり、ピースをしたりします。
その人の名前はC束さんです(笑)
Commented by Leitica at 2009-03-22 19:31
o_okiniさま
コメント、そしてLink有難うございます。
そちら様のブログ拝見いたしました。
本当に素敵な絵と文章で綴られていると思います。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
Commented by Leitica at 2009-03-22 19:33
hide さま
本当に少しの視線が全体のイメージを壊している写真は沢山有りますね。
近年、写真を撮る人が増えたこともあり、
視線を貰ってしまう確率は上がったように思います。
Commented by Leitica at 2009-03-22 19:37
benさま
COさん、そんなに上手に登場するんですか・笑。
本人は静寂感のある写真を撮るのに、
それはないですね・笑。
こどもの時間、本当に長いように思えますよね。
小学校のときの夏休みは、今の一年より長かったですよね。
Commented by sumimomu at 2009-03-24 10:33
先日は有り難うございました。いろいろな方に見て頂いて、
しばらく整理が付かなくなってブログからも撮影やプリント
からも離れていましたが、ようやく整理が付いてきました。

かつてライフワークだった銀座のスナップも再開しよう
かと少し思っていますが、声かけ撮影に移行しようかと
も思う今日この頃です。

ほぼ盗撮みたいな取り方でしたので!
Commented by Leitica at 2009-03-25 01:17
sumimomuさま
ブログを拝見していて、少し苦悩しているのかなと心配していました。
でも色んな人にみてもらえて良かったですね。
撮り続けていくうちに自分なりの表現が見つかる、
そこに成長が有るのではないかと思います。
上手いだけではなく、そしていい雰囲気だけでなく
何かを伝える、作り上げるということも大事だということは
映画作りで学んでいると思います。
それを心のどこかに感じていて下さい。
プロを目指すなら、
色んなスタイルのプロがいますが、実績を積み上げることの方が
いい写真を撮るより、まずは大切です。
インパクト重視の奇を衒う様な撮り方や、
雰囲気だけを重視した美しいものでなく
実際にニーズのあるものを
センスを生かしそつなく撮るのがプロの仕事なのです。
sumimomuさんにはセンスは有ると思います。
これからを楽しみにさせて頂きます。
少し長くなりました。
Commented by 河童 at 2009-03-25 02:56 x
子供それは精神的な部分も含めてだと思いますが、
きっと僕達大人とは全く次元に存在しているのかもしれません。
または、逆に僕達大人が違う次元に存在しているのか、
魯迅は 寂寞と表現し、或る人は 郷愁となり
ただ、今の日本で、それは先進国全般に言えることだとおもいますが、
子供達は、僕達大人と同じ次元存在しているように
思えます。
Qua!
Commented by Leitica at 2009-03-25 14:40
河童さま
同じ"blue in green"なのですね。 
コメントを有難うございます。
異次元、僕達の子ども時代、
昭和中旬までの田舎の子ども達にはその時間があったように思います。
河童さんの仰るとおり、
日本をはじめ、今の先進国の子どもには
残念ながらそれが極めて少なくなっていると僕も思います。
Commented at 2009-03-30 06:39
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Leitica at 2009-03-30 12:22
鍵コメさま
わざわざ有難うございました。
鍵コメさんはイメージどおりの誠実な方のように感じました。
写真にもその感じは現れていると思います。
コンタックスのマニュアルと同じ感覚でLeicaも使えます。
もし心が動かされることが有りましたら、いつでも仲間に入って下さい。
でも、奥様の許しが肝要になると思います・笑。
誕生年のLeica、なんとなく良いものですよ。
それから僕が写っている写真があるのは知りませんでした。
探してみます。
Commented at 2009-03-30 14:59
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2009-03-30 20:20
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by Leitica at 2009-04-01 01:09
2番目の鍵コメさま
コメント有難うございます。
先日はいい経験をすることが出来てよかったですね!
写真のお話、2人でして下さいまして有難うございます。
写真は一期一会、
駄目なときはすぐに次の瞬間との出会いを求めて歩き始めましょう。
僕はそう慰めています。余り良くないかもしれません。
最近、カメラがカバンの中に入っていることが多く
僕もいい瞬間を逃してばかりいます。反省です。
写真が好きな者同志、
機会があればいつでも
東京か故郷でお話しすることができると思います・笑。
Commented by Leitica at 2009-04-01 01:11
3番目の鍵コメさま
了解しました。分かりました!
あの写真は隣が新鋭の美人写真家さんですから・・・
Commented by hide at 2009-04-07 21:23 x
最近、良くこの写真に目がいきます。
何度も、このブログの写真を行ったり来たりしていると、
ふと、ここで止まるのです。

絶妙に奥行きが感じられて。
家族の周りのそれぞれの素材の質感が出ていて、トーンもきれいに。
どうしたら、こんなにきれいに出るのかなぁと、
つい、止まってしまうのです。
Commented by Leitica at 2009-04-08 21:09
この写真には、独特の時間のようなものが流れているように感じます。
そのなんともいえない存在感が有るように僕も思っています。
hide さんに感じてもらって嬉しいです。


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